映画「ファイトクラブ」視聴。自分が好きなSF作家、伊藤計劃先生が好きだった作品ということでそのうち見よう見ようと思っていたのだが、本日時間があったので見ることにした。
見ていて、「ファイトクラブ」に出てくるタイラー・ダーデンと伊藤計劃著「ハーモニー」に出てくる御冷ミァハに似ている点があって、やはり伊藤計劃先生も作品を作る際に参考にされていたのかなと思った。タイラーのカリスマ性に周りの人間(主に主人公の僕)が惹き付けられていくところは、御冷ミァハに主人公の霧慧トァンが魅せられていくところに似ているし、
飛行機でのタイラーのセリフ「知ってるか。ガソリンと冷凍オレンジジュースがあればナパーム弾が作れる。(中略)家庭にあるものでどんな種類の爆弾だって作れるんだぜ。」は御冷ミァハのセリフ「メディケアの、タンク半分のメディモルさえあれば、大体のことができる。毒ガスを風呂場で作るなんてお茶の子さいさい、だよ」にかなり似ている。
ハーモニーは扱っているテーマも大変興味深いが、ハーモニーを初めて読んだ時に、御冷ミァハの博識なところに自分は惹き付けられたので、その御冷ミァハと共通点を感じられて嬉しいなーと思いながらファイトクラブを見ていた。
ファイトクラブは暴力的なシーンとか、衛生的にどうなの、ってシーンが多くて、そういうシーンに慣れていないのでうっ、ってなりながら見ていた。そういう普段自分が見ないものからこそ、得られる刺激があると思ってはいるので、出会えたことに感謝している。